めげずに柔道ネタを・・・
2019/04/25
「施設長の部屋」は、仕事がらみはあまり話題に出てきません。
まあいいんじゃないかな、と思っています。 で、今回も柔道ネタをひとつ。
去る6月16日(日)に、マルちゃん杯少年柔道九州大会が佐賀県立体育館で開催されました。
九州内の小中学生の団体戦による大会です。
小学生団体はベスト4が中学生団体男子は6チームが全国大会に出場します。中学男子6チームとは、準々決勝戦で負けたチーム同士が対戦して5位を決めるわけです。つまりはベスト4に5位2チームを加えた6チームとなるわけです。
私の指導する「五島鍛心会」(全員が福江中学校ですから「福江中学校」でもどちらでもいいのですが)は2回戦からの登場となりました。今回出場を決めた理由は、約3年に1度佐賀市内で大会が開催されるからでした。というのもそのほかの2年間は宮崎や鹿児島での大会となっていて、到底五島からの参加は時間的にも費用的にも難しいのです。
さてさて、五島鍛心会は順調に勝ち上がり、当初からの目標であった田主丸中学と対戦するところ(準々決勝)まで勝ち上がりました。この田主丸中学は、現在日本最強の中学校です。メンバー5名も(先鋒71㎏ 次鋒93㎏ 中堅95㎏ 副将121㎏ 大将145㎏) と規格外のデカさを誇り、もちろん今大会も圧勝しました。
そのチームへの挑戦をすることが大事でした。もちろん今は勝てませんが、力を試す、どこまで通用するか、を経験するとても大事な対戦でした。結果は 0-3で負けでしたが、収穫もありました。日本最強に通用する選手が2名いたのですから!! みんな十分な力試しが出来たと思います。
さて大事なのはこの後も同じでした。5位決定戦へ進んだわけですが、ここで結局代表戦で負けて、全国大会への出場権を獲得することが出来なかったのです。この代表戦の方法が不思議でした(大会ルールなので仕方ありませんが)、通常5名同士の対戦で決着が付かない場合に行われる代表戦は、チームの大黒柱が出るものです。しかしながら今回のルールでは、通常試合で引き分けた対戦の中から抽選で代表戦を行わせるのでした。つまりはチーム最強の選手を出せない場合があるわけで、我がチームはその通りとなってしまいました。運も悪かったが、チーム唯一の2年生でした。結局は旗判定までがんばったけど負けてしまい、その2年生は責任を感じて泣きじゃくりました。メンバーみんなで慰めますが、みんなも一緒に悔しくもあったわけです。
五島という地理的なハンデを抱えて頑張っている子供たちが、喜びを爆発できるように(これは全国中総体出場です)、あと1ヵ月半 死に物狂いで一緒に汗を流したいと思います。