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とうとう取りました

      2019/04/25

とうとう取りました。っていうか、取れました。
講道館柔道六段への昇段審査に合格です。

私はこのブログでもほとんどを柔道の話題で埋める柔道オタクですが、柔道との繋がりをひも解いてみると…

小学校5年生で始めた柔道、当時は体が大きく(中学1年で止まって今は人並ですが)、技を覚えるまでもなく、振り回していれば相手が勝手に飛んでいました。
中学で初段、高校で二段と、まあまあ普通。
大学は絶対やらないと決めていたのに、無理やり入部させられ気付けば三段。
社会人になって、今度は気軽な気持ちで運動不足解消に、夜に稽古がある道場へ顔を出すようになった。県体、地区対抗と、県内の試合にはちょくちょく出ますが、意地は出ませんでした。ここでようやく四段。
五島へ戻り今の仕事の準備を始めましたが、その時すでに32歳、いよいよ柔道との縁切りと思っていたら、指導者への転身を図ることになり、またまた気づけば五段。
こんな田舎の島で五段取れれば十分と思っていたのに、長崎時代の先輩友人たちから高段者大会(五段以上)への参加のお誘い・・・、金もかかるし大変だなあ、と思いながらも参加するようになり、実際に試合をするのが逆に楽しめる年代になってきました。
試合をすることによって点数を貯めていきます。対戦相手は、同じ五段、おおよそ同年代・同程度の体重で相手を決めてもらいます。九州・全国と年2回の参加を目指して頑張りました。今年でようやく昇段可能な点数が貯まり、昇段審査を受ける事が出来ました。
12年かかりましたが、離島居住ではなかなか難しい事で、現在指導をしている市内の中学生にも、多少の励みになればと思っています。「先生も頑張っているから、お前たちも頑張れ!!」 掛ける言葉は同じでしょうが、重みを持った言葉になると信じています。

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